内反小趾(ないはんしょうし)（小指が曲がる）

内反小趾があると小指を使いうまく踏ん張れないので、身体が左右にぶれ易くなり、その不安定を無意識に首や背中に力を入れて補うため、首や背中の筋肉が極端に疲労（緊張）し、首の異常が原因となる自律神経失調状態を起こし、胃腸の機能も低下するので便秘や下痢になり易いという特徴があります。

症状

外反母趾とは逆に小指が親指側に曲がる変形で、小指の付け根が外側に出っ張ってしまいます。外反母趾に伴い発生する場合が多いです。小指の付け根部分が靴によって圧迫され腫脹や疼痛をきたし、さらにそこを守ろうとする防御本能によりタコ（胼胝）が形成されていく。またタコ（胼胝）は足底部や指先にもできることがある。また、小指の爪が４指に当たり４指と５指の間にタコができている人が多くなっています。

50代女性【外反母趾・内反小趾】

30代女性【外反母趾】

左右母趾・小趾球部痛・首こり

原因

「浮き指」「外反母趾」「外反浮き指」があると、足指を踏ん張って歩くことができません。代わりに指の付け根を多く着く歩き方となり、次第に横アーチを形成する靭帯や筋肉が緩み（開張足）、第５中足骨が外反する為に小指が内反してくるのです。これに先細のハイヒールなどを履くことにより、より悪化させてしまいます。

対処法（自分でできる改善法）

外反した第５中足骨を正常な位置に戻し、足指を使い踏ん張って歩くと、痛みやタコ（胼胝）は解消します。
痛みを伴わない場合は「痛みのない場合のテーピング法」、痛みを伴う場合、又変形が強い場合は「痛みのある場合のテーピング法」を行う。

痛みのない場合のテーピング法

痛みのある場合のテーピング法

テーピングが難しいという場合は「３本指テーピング靴下」を履くか「外反内反Ｗサポーター（室内用）」を着用する。また「３本指テーピング靴下」の上に「外反内反Ｗサポーター（室内用）」を着用するとより効果的です。足裏のバランスが整ってくると内反小指もよくなると共にタコが消えてきたり、小さくなっていた小指の爪も元の正常な形になってきます。

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３本指と甲部分に編み込まれた２本のテーピング機能で、外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏のバランスを整えます。
すね・ふくらはぎを引き締めるには、まず土台となる足裏のバランスを整えることが大切です。

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医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。