足の痛みと浮き指

舟状骨の痛み

外脛骨とは医学的にいうと、足の内側に存在する過剰骨(余分な骨)で約15%の人に認められます。痛みが伴う場合「有痛性外脛骨」といわれています。

症状

成長期のスポーツを盛んにする男女によく見られる。運動した後、足の内側にある舟状骨内側縁にズキズキとした痛みを感じるようになり、気がついたら骨が出っ張っている状態。患部を下から上に押し上げると激痛があります。また、成人してからも、出っ張った骨がスキー靴など履物に当たり痛みを訴える場合があります。

内くるぶしよりも出っ張った外脛骨。

11才 男子

浮き指・舟状骨部痛

13才 男子

浮き指・舟状骨部痛

原因

「浮き指」「外反母趾」「扁平足」などで足裏が不安定になり、特に親指の力が弱いため、親指を使った正しい歩行が行えず、歩行時、重心がかかとに片寄り、無意識に足先が外方向へ流れる「ねじれ歩行」をしてしまいます。すると体重の負担が舟状骨に集中し炎症を起こし、過剰仮骨形成が起こります。これに「外反扁平足(足部アーチが低下し、足裏が外を向く変形)」傾向などの特徴が加わると、後脛骨筋(舟状骨に付着する筋肉)の牽引力も相まって、より損傷を強くします。

対処法

足指を使った正しい歩行を促し、舟状骨にかかる負担を軽減させます。具体的には(1)「痛みのない場合のテーピング法」、さらにその上にサラシ包帯による足関節固定またはヒールロックサポーターでの固定を行い、足先が外方向へ流れないようにします。また、クッション性の高い靴を着用し、人工筋肉素材の「免震インソール」を使用します。通常2か月で改善しますが、悪化させた場合は約3~6か月を要します。

痛みのない場合のテーピング法

足関節固定

(2)テーピングが難しいという場合は、3本指テーピング靴下の上にヒールロックサポーターで足関節を固定し、靴の中には免震インソールを使用する。

外反内反くつ下(3本指テーピングタイプ)

外反内反くつ下(3本指テーピングタイプ)
脱ぎ履きしやすい足首丈で、初めての方にもおすすめです。
3本指と甲部分に編み込まれた2本のテーピング機能で、外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏のバランスを整えます。
すね・ふくらはぎを引き締めるには、まず土台となる足裏のバランスを整えることが大切です。

ヒールロック足首サポーター

ヒールロックサポーター
浮き指があると、親指を踏ん張れないため、かかとに重心が片寄り、歩行の度に、足首のゆるみと、足首の衝撃を繰り返し受けてしまいます。
このサポーターは、かかとを左右からロックすることで動きを止めて足首を補強します。
※この商品は1個入り、左右兼用です。
このサイトに掲載している情報は、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。

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  • 外反内反靴下
    外反内反靴下

    脱ぎ履きしやすい足首丈で、初めての方にもおすすめです。3本指と甲部分に編み込まれた2本のテーピング機能で、外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏のバランスを整えます。

  • 免震インソール
    免震インソール

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