発見!!重力とのバランス医療「過労性構造体医学」
新着情報
- 2018.12.25
- クラスの6割!?子どもの浮き指の実態とは
- 2018.12.10
- テレビ放映「下半身が太る原因は、浮き指にあった!」
浮き指研究の第一人者・笠原巖より
外反母趾は親指が変形するので見た目でも分かりますが、「浮き指」という足の異常は、自分の足を上から眺めただけでは指はまっすぐなので、異常に気付かず、見過ごされてしまうのが大きな問題と言えます。 「浮き指」は、足の親指を上に向かって強く押したときに90度以上反ってしまい、歩行時に足の指が浮いているため『指上げ歩き』を繰り返してしまいます。 外反母趾は体に様々な歪みやズレを引き起こすのに対し、「浮き指」は骨の変形や疲労骨折など骨の異常を引き起こします。 変形性膝関節症、首・腰のヘルニア・分離症・すべり症・狭窄症と診断された人の足を調べると約90%の割合で『浮き指』が見られます。 また、浮き指は、負傷の瞬間を特定できない痛みや、原因の分からない体の不調・自律神経失調状態・うつ状態・パニック障害などを引き起こしています。 近年では、子どもたちの足にも浮き指が増え、自律神経失調状態・うつ状態の子どもが増えていることが社会問題となっています。
『なぜ、痛くなる人と、ならない人に分かれるのか?』 現代の医療に求められているのは、その違いを明確にすることです。 それを解明できてない理論は全くの空論であり、現代医療の落ち度です。 重力とのバランス医療を力学的に解明した『過労性構造体医学(Gバランス医療)』をもとに、浮き指が引き起こす“ひざ・腰・首の痛み”や体の不調・未病の原因を知り、「自分の体は自分で治す」ことに役立てて頂ければと思います。1.浮き指とは
1-1.浮き指とは
浮き指とは、足の親指を甲側に強めに押したとき90度以上曲がったり、反ってしまい、歩行時も足の指が浮いていて、踏ん張って歩けない足のことです。女性の3人に1人、男性の2人に1人が浮き指になっています。外反母趾を含めると女性の80%、男性の60%に足裏の異常があり、これに伴って原因のはっきりしないひざ・腰・首の痛みや、体の不調である自律神経失調状態・うつ状態が起こっているのです。 これに気づかないのは現代医学の落度なのです。
これが「浮き指」です。浮き指は外反母趾より多く、痛みや不調の隠れた原因になっているのです。
20代 女性
ひどい首こり・肩こり・頭痛・めまい・不眠
30代 女性
ひどい肩こり・拒食症(自律神経失調状態)・めまい・立ちくらみ
30代 女性
多汗症(自律神経失調状態)・足頚性うつ・下半身太り
40代 男性
腰痛・ひどい首こり・足頚性うつ
50代 男性
腰椎分離症・不眠・肩こり・自律神経失調状態
30代 男性
足頚性うつ・腰椎ヘルニア・ひどい頭痛
1-2.浮き指の判断法
「外反母趾」は親指が小指側に15度以上曲がっている場合異常と見なします。一方「浮き指」は親指が甲側に90度以上曲がったり、反ってしまう場合を異常としています。その裏付けとして、裸足で歩く国7か国を調査し比較検討した結果、男性は甲側に平均45度、女性は甲側に平均75度くらいが限界でした。このことから90度以上を異常としているのです。
50代 女性
腰痛・ひどい頭痛・肩こり
20代 女性
首こり・不眠(自律神経失調状態)
70代 女性
足の甲の痛み・腰痛・慢性的な首痛
30代 女性
頭痛・吐き気を伴う肩こり・うつ状態
40代 女性
側弯症・めまい・立ちくらみ
40代 女性
足裏の痛み・坐骨神経痛・ひどい頭痛
30代 女性
激しい冷え・ひどい頭痛・顔面の左右差
危険!
浮き指は自分の足を上から見ただけでは分かりません!
足の親指を甲側に押してみて初めて浮き指があるかどうかが分かるのです。
1-3.いつも元気な人といつも調子が悪く疲れやすい人との差は『浮き指』にあった
女性が浮き指になると、首こり、肩こり、頭痛、めまいなどから始まり、次第に腰痛や胃腸機能の低下、便秘、下痢、冷え性などの自律神経失調状態を起こします。また浮き指が首に異常を起こすことが隠れた原因となるうつ状態、パニック症まで起こってしまいます。男性が浮き指になると、慢性腰痛、ぎっくり腰などから始まり、次第にヘルニア、分離症、すべり症、狭窄症などを起こしてしまいます。また浮き指が首に異常を起こすことが隠れた原因となる男性の頭痛、肩こり、めまいなどを伴う自律神経失調状態、うつ状態まで起こしてしまいます。浮き指はこのように、原因のはっきりしない痛みや体の不調で体力負けしてしまう人と、いつも健康で体力勝ちできる人との差になっていたのです。この差を追求しないのは現代医学の落度であり盲点だと繰り返し訴えています。代表的な足裏の異常は、「浮き指」と「外反母趾」と「扁平足」ですが、このページでは「浮き指と健康との関係」「浮き指と下半身太りとの関係」「浮き指とO脚との関係」について説明します。
1-4.浮き指と健康 これを知ることが重要
浮き指があると、体の重心がかかとへ片寄ってしまいます。かかとへの片寄りは左右差を伴うため足裏が不安定になってしまいます。この足裏の不安定を補うためにひざ・腰・首などに歪み(ズレ)が起こり、その歪んだ(ズレた)所、また歪みやズレの大きい所へ、かかとからの過剰な衝撃やねじれが日常生活の中で繰り返され、原因のはっきりしない痛みや体の不調・病気が起こってくるのです。 この人間の土台となる足裏から診断したり治療する、予防するという考え方が不足しているのです。50代 女性
足裏のひどいタコ・腰痛・首こり・肩こり・耳鳴り
10代 女性
外反母趾の痛み・ひざ痛・首こり・めまい
30代 女性
外反母趾の痛み・ひどい首こり・肩こり・うつ状態
50代 女性
巻き爪・首こり・メニエール症・パニック障害
20代 女性
足裏のひどいタコ・むくみ・激しい冷え・首こり・ひどい頭痛
40代 女性
アキレス腱の痛み・腰椎ヘルニア・ひどい首の痛み
1-5.足裏の異常と健康の関係
男性は、外反母趾が少ない代わりに「浮き指」が多く見られます。女性の場合は「浮き指」と「外反母趾」を併発している「外反浮き指」になっている人が多くいます。「浮き指」や「外反母趾」があると、原因のはっきりしない足・膝・腰・首の痛みのほかに、体の不調となる首こり・肩こり・頭痛・めまい・胃にはゲップ・腸にはガスが溜まって、いつも張っていたり、また便秘・下痢・冷え性・足のむくみなど様々な症状が日常的に起こってしまいます。更に、「浮き指」や「外反母趾」で左右差があると、骨盤が歪んだり、特に背骨が曲がる側弯症になってしまうことが殆どです。体の歪みを首が補い、首に異常が起こり、これが足と首の異常が隠れた原因となる「足頚性うつ」(うつ状態)、つまり、「新型うつ」が今多発しているのです。
20代 女性【外反浮き指】
猫背
10代 女性【外反母趾】
側弯症・頭痛
2.浮き指と美・健康との関係
2-1.「浮き指」は、頭痛・肩こり・めまいなどをはじめ様々な不調を起こしている
接・整骨院を訪れる患者さんは、体の痛みのほか神経不調を合わせもっている方も多くいます。そしてその患者さんに、その不調の原因について聞かれることもあります。最初は病院で診察を受け、「自律神経失調症」と診断され薬を飲んで様子をみていたが、あまり改善せずにいるとのこと。良くならないのは何かが違うということ。本当の原因が読みとれず、薬で一時的に症状を抑えているだけなので良くはならないのです。本当の原因は足と首の異常が隠れた原因となって起こる自律神経失調状態なのです。私はそれを「足頚性 自律神経失調状態」と呼んでいます。足裏の不安定を、一番上の頚椎で補い、歪みや変形・コリに伴い周りの神経を圧迫させて起こっている症状なのです。
主な症状をいくつか挙げてみると、首こり、肩こり、頭痛、めまい、不整脈、胃の膨満感、腸のガス、便秘、下痢、冷え性、耳鳴り、疲労感をはじめ、サウナなどお風呂に長く入れない、季節の変わり目や天候の変わり目などに痛みや不調が起こるものです。この他にも本当に多くの症状(不調)が自律神経の誤作動、つまり失調によるものなのです。病院で「自律神経失調症」と診断され、治療を受けている人の足を調べると、体の歪みと共に98%の割合で「浮き指」や「外反母趾」「扁平足」などの足裏の異常を見つけることが出来るのです。
40代 女性【浮き指】
頭痛・肩こり・めまい・自律神経失調状態
60代 女性【浮き指】
冷え性・自律神経失調状態
50代 女性【浮き指】
左母趾球部痛・めまい
40代 女性【浮き指】
首こり・耳鳴り・自律神経失調状態
20代 女性【浮き指】
しもやけ・冷え性・うつ状態
60代 女性【浮き指】
左モートン病・首こり・慢性疲労
2-2.浮き指や外反母趾がなぜ首に異常を起こすのか?そのメカニズム!
浮き指や外反母趾など足裏の異常が、なぜ首に異常を起こすのかその答えを説明しましょう。この理論は今後、医学部でも必要とされてくると思います。「浮き指」や「外反母趾」があると次のようなアンバランスが起こります。
- 「浮き指」や「外反母趾」があると、まず重心がかかとへ片寄ってしまう。
- 次に重心のかかとへの片寄りは、左右差が伴い、足裏が不安定になる。
- その足裏の不安定を脊椎の最上部にある首が効率的に補う為、首にズレ、歪みが起こる。
- 歩行時、重心がかかとに片寄っている為、かかとからの「過剰な衝撃波やねじれ波」という介達外力が、ズレたり歪んだりしている首に伝わる。
- 日常生活や仕事、スポーツなどでズレたり歪んでいる首に、かかとからの介達外力が反復され、次第に原因のはっきりしない痛みや首こりを伴う首の異常(変形、ヘルニア、分離症、すべり症、狭窄症、後縦靭帯骨化症など)が起こってくる。
2-3.浮き指と下半身太りとの関係
美容面においては、浮き指や外反母趾・扁平足があると、下半身太り、つまりお尻やもも・すね・ふくらはぎに余分な負担がかかり筋肉が発達します。発達した筋肉は疲労しないように脂肪を蓄え、次第に太くなっていきます。これが、顔や上半身に比べて下半身が太くなる原因なのです。また、ダイエットをしても下半身だけは細くならない、脚が細くならないのは足裏に原因があったのです。 特に浮き指に扁平足が加わっている人は足首が太くなります。下半身が太い人は足裏の不安定をすねやふくらはぎ・ももの筋肉が補った結果だったのです。足裏のバランスを整え、浮き指や外反母趾・扁平足が改善されてくると、下半身への余分な負担を足裏だけで吸収・無害化していくので、自然と細くなっていきます。この下半身ダイエットの基本をしっかりした上で、それぞれのダイエットの効果が高まるのです。30代 女性【浮き指】
すねの痛み・全身倦怠感・ひどい肩こり・慢性的な頭痛
10代 女性【浮き指と外反母趾】
ひざ下O脚・反張ひざ・猫背・首こり
30代 女性【浮き指】
外反母趾・肩こり・頭痛・不眠(自律神経失調状態)
30代 女性【浮き指】
激しい冷え・むくみ・腰痛・うつ状態
40代 女性【浮き指】
かかとの痛み・腰痛・ひどい首こり
20代 女性【浮き指】
ひざ下O脚・腰痛・自律神経失調状態
2-4.浮き指とO脚との関係
O脚になる原因も、実は不安定な足裏となる「浮き指」や「外反母趾」「扁平足」にあったのです。浮き指や外反母趾・扁平足があると、指が踏ん張れていないため、歩行時に足先が外方向へ流れる「ねじれ歩行」となります。そのため、次のようなメカニズムでひざ下外側にある腓骨頭部に力が逃げてしまい、次第にずれて出っ張ってくるのです。これが、ひざ下のO脚です。
更に、ひざを締める力が弱いと、股関節までが開いてしまうひどい股下のO脚になるのです。そのほか、若い女性に多く見られるのは、内股傾向となるXO脚です。 詳しくは笠原巌著「O脚は治る」を参考にしてください。それぞれのO脚のパターンと、その治し方がはっきりと書かれていますので新しい発見になると思います。
20代 女性【浮き指】
ひざ下O脚・冷え・むくみ
30代 女性【浮き指】
ひざ下と股関節O脚・ひざ痛・首こり
40代 女性【浮き指】
ひざ下O脚・首こり・肩こり・めまい
3.浮き指は危険のサイン!
3-1.足裏の異常と悪い姿勢
12才 男子
浮き指と猫背
小学校や中学校で姿勢(側弯症)の検査を行うことがあります。簡単な検査で異常が解るのですが、問題なのはなぜそうなったのかということです。整形外科や整骨院・整体院を受診しても納得のいく説明や治療がないのが現状です。生まれつき脊椎に奇形があるなどの先天的なものや、後天的な病気や怪我・事故が原因でなるものは原因がはっきりしていて解るのですが、全体の約80%は特発性といわれる原因不明のものです。ではなぜ原因不明なのでしょうか?それは足(土台)を見ていないからなのです。家が傾いたら誰でも土台から正していきます。人間にも本来こういった考え方が必要なのです。上(上半身)ばかりを見て、足(土台)を見ないのでは原因は分からないのです。
足裏(土台)の異常(浮き指・外反母趾・扁平足)があると、足指の踏ん張る力が弱くなり、歩行時、本能的につまずかないようにと足指を上げたり、浮かせたりする癖が無意識のうちについてしまいます。さらにヒールやパンプス、大きめの緩い靴を履くと、脱げないようにと無意識のうちに足指を上げたり縮こませたりしてしまうのです。
こうして無意識のうちに浮き指歩行(指上げ歩き)の癖が身についてしまうのです。
この立ち方・歩き方は体の重心を踵の方へ移動させてしまいます。重心が踵へ片寄ると、後ろへ倒れる危険性が増すわけですから安全本能が働き、背中を丸くしたり、頭を前に出して倒れないよう重力とのバランスを保とうとします。これが猫背の根本原因となります。
また、さらに左右の足で不安定度が異なると踏ん張り方や歩き方に違いが出てきます。左右の歩き方の違いは、それに比例して骨盤や背骨に歪みが起こってしまうのです。これが側弯症の根本原因となります。
浮き指などによる足裏の不安定には、重心のかかとへの片寄りが起っています。不安定になった足裏は、積木の一段目が狂った状態ですから、この一段目の狂いを必ずその上部が補うという力学があるのです。つまり、足裏の不安定に合わされ、1対1の割合で猫背になったり背骨が歪む(側弯症)のです。
今まで美や健康を人間の土台となる足裏から上部を力学的に診断していくという考えがなかったから、美と健康の根本となる足裏の重要性も分からなかったのです。
悪い姿勢(猫背・側弯症)の解決策
裸足で生活する国の人たちや足指を使い踏ん張って歩いている人に、猫背・側弯症はまずいません。今すぐ実験してみてください。足指に力を入れ踏ん張ると、自然に背筋が伸びてくるのが分かるはずです。次に、踏ん張らないで足指を上げて立ってみてください。今度は背中が自然と丸くなってきます。このことからもわかるように、まず親指の力を取り戻し、重心を正常な位置に近づけて踏ん張って歩く癖をつけるのです。 その踏ん張る癖をつけるために、足裏のバランスを整える「足裏バランステーピング法」やテーピングの原理が編みこんである「3本指テーピング靴下」で正しい歩行ができるようにするのです。
踏ん張って歩けるようになると、人間の基礎であり土台的な役割をしている足底筋群が発達するので、その発達に伴って姿勢が自然とよくなるのです。
足裏バランステーピング
3本指テーピング靴下
3-2.子供の浮き指と体が危ない
小中学生の60%、つまりクラスの60%の人に浮き指や外反母趾など足裏の異常が見られます。「一生の足は10歳くらいで決まってしまいます」。そして手遅れになっている子供も多くいます。手遅れとは、すでに痛みや不調を発症しているという意味です。これも現代医学が見落としています。詳しくは笠原巌著「お母さん!子どもの足が危ない」(宝島社)を参考にして下さい。
浮き指の中で、90度以上の子供は12%います。かなり進んだ120度の子供は約8%います。また、外反母趾が進行してひどい外反母趾で30度以上曲がっている子供が約7%います。 この子供たちに、子供の自律神経失調状態、うつ状態、登校拒否、引きこもりが集中しているのです。治療は早ければ早いほど改善します。手遅れや取り返しがつかなくなる前に、日本初足裏から全身のバランスを整えるフットケア整体を進めています。
進行した子供は既に、背骨が曲がる側弯症と共に頭痛、肩こり、めまいなどのほかに胃腸障害、便秘、冷えなどいくつかの自律神経失調状態やパニック症が表れています。これが隠れた本当の原因となって、学校に行けない(登校拒否)、引きこもり、元気のない子供などの状態にしているのです。
スポーツをしている子供はこれらの不調以外に、既に足や膝の痛み、半月板損傷、腰椎分離症、ヘルニア、すべり症などの骨損傷(疲労骨折)や変形、靭帯損傷を起こしてしまうのです。
4才 男子【外反母趾】
左右踵骨炎
11才 女子【外反母趾】
側弯症・顎関節症
12才 女子【外反母趾】
肩こり
13才 男子【外反母趾】
猫背・肩こり
14才 女子【外反母趾】
左母趾球部痛・腰痛・首こり
17才 男子【外反母趾】
左右母趾球部痛・首こり・自律神経失調状態
11才 男子【浮き指】
猫背・胃腸障害
13才 男子【浮き指】
オスグッドシュラッター氏病
11才 女子【浮き指】
足首の痛み・肩こり
12才 女子【浮き指】
首こり・肩こり・頭痛
13才 男子【浮き指】
腰痛・肩こり
17才 女子【浮き指】
O脚・反張ひざ
3-3.「浮き指」や「外反母趾」は成人してからも痛みや不調が続く
「浮き指」で90°以上、「外反母趾」で30°以上の人が、最後に私の所にやってきます。その時決まって聞く質問があります。それは「なぜもっと早く専門院へ行かなかったのか?」と聞くと多くの患者さんは小学生の時、中学、高校でも何軒かの病院に行ったというのです。「ひどくなったら手術をしましょう」と言われ逃げ帰って来たり、足底板で対処してもらったが、かえって苦しくてやめたなどという言葉が返ってきます。つまり早期に対処する「保存療法」、手術をしないで回復させる方法がまだ医療現場で確立されていないのです。「浮き指」という実態やそれを表現する「浮き指」という言葉さえまだ知られていないのです。したがって今のところ「自分の体は自分で治す」という考え方が必要なのです。詳しくは笠原巖著「肩こり・腰痛は足の『浮き指』が原因だった!」(さくら舎)を参考にして下さい。人間には自ら治す力、自然治癒力が備わっています。この自然治癒力を十分発揮させる為の知識と環境条件が必要です。その知識を裏付けとして回復させる為、環境条件を整えることが必要です。治し方を参考にしてください。私はこれを「セルフリメディ」と呼んで普及活動を行っています。「浮き指」や「外反母趾」は早めに改善させないと手遅れやとりかえしのつかないことになり、成人してからもずっと痛みや不調が続いてしまいます。これが今の現状なのです。ですから『自分の「浮き指」や「外反母趾」は自分で治す』という考え方が必要なのです。
20代 女性
外反母趾痛・2指付け根の痛み・ひどい首こり
20代 女性
首こり・自律神経失調状態
20代 女性
下半身太り・肩こり・自律神経失調状態
30代 女性
左右母趾痛・小指の痛み・首こり
30代 男性
腰椎すべり症・自律神経失調状態
30代 女性
外反母趾痛・腰痛・首こり・自律神経失調状態
30代 女性
O脚・腰痛・首こり
40代 女性
足裏のひどいタコ・足の甲の痛み・首こり
40代 男性
外反母趾痛・股関節痛・腰痛・自律神経失調状態
30代 女性
外反母趾痛・ひどい肩こり・頭痛
3-4.痛みや体の不調を訴える人の98%に「浮き指」や「外反母趾」があった
あなたの今の痛みや不調は「外反母趾」や「浮き指」「扁平足」とともに学生時代から始まっていたのではないでしょうか。接骨院を開業して40年、その中で一日250~300人の患者さんが来院して来ました。それを20年間ずっと一定のレベルで継続して来ました。私は患者さんに対し、常に人間の土台となる足から痛みや体の不調を重力とのバランスで診てきたのです。患者さんの中には既に病院のX線やMRIなどの画像診断で、かかとの骨棘や膝の変形を指摘されたり、半月板損傷、ヘルニア、分離症、すべり症、狭窄症などと診断されている人が多くいます。その患者さんの足を調べると、その98%に「浮き指」や「外反母趾」が見られます。このことからも「足とこれらの損傷とが関係している」ということが裏付けられると思います。
すでに病院にて腰椎椎間板ヘルニアと診断された人の足
70代 女性【へバーデン外反】
左足足背部痛・腰痛
30代 男性【外反母趾】
腰痛・首こり
60代 女性【外反母趾】
腰痛・首痛
40代 男性【へバーデン外反】
左右母趾球部痛・腰痛
50代 女性【浮き指】
腰背部痛
30代 男性【浮き指】
腰痛・首痛
40代 男性【浮き指】
腰痛
50代 女性【浮き指】
左右膝関節痛・腰痛・首痛
50代 女性【浮き指】
左右膝関節痛・腰痛・首痛
50代 女性【浮き指】
左右母趾球部痛・腰痛・首こり
3-5.「浮き指」や「外反母趾」はうつ状態(新型うつ)を発症させる
接・整骨院を訪れる患者さんの中には、痛み(亜急性ねんざ)のほかに、既に心療内科で「うつ」「自律神経失調症」「パニック障害」と診断され、通院や投薬を受けている人もいます。途中からそのことを話す人は多いのですが、最初に言う人は少ないのです。言いづらいのと、まさか足と首の異常がうつ状態(新型うつ)や自律神経失調状態、パニック障害を起こすなどと夢にも思っていないからです。私はこの「うつ状態」つまり「新型うつ」と呼ばれている症状に対し、足と首の異常が隠れた本当の原因になっているので「足頚性うつ」と名付けています。うつ病(大うつ)は昔からあり、心の問題や精神的なことが原因となり、主に気分症状がほとんどです。しかし今言われている「新型うつ」、うつ状態にある「足頚性うつ」は痛みと共に、いくつかの体の不調を併せ持っているのが特徴なのです。これらの人たちの足を調べると90%以上に「浮き指」や「外反母趾」まれに「扁平足」、「外反足」などの異常が見られます。足裏の異常が共通点になっているのです。 詳しくは笠原巖著「はくだけ健康法」(KKベストセラーズ)を参考にして下さい。
30代 女性【外反母趾】
首こり・自律神経失調状態・うつ状態
30代 男性【浮き指】
首こり・うつ状態
3-6.国民病、足ヘバーデンによる「ひどい外反母趾」
【ヘバーデン結節】は、手の指先、爪のすぐ下の関節、通常第1関節と呼ばれる所が太くなったり、変形してしまう状態をいいます。変形が進行中の時は多少の痛みがありますが、固まってしまうと痛みはありません。ただ曲がっているので物を取る時など、物に当たって痛む場合があります。手に発症したヘバーデン結節は既に医学的に知られていますが、足に発症した【足ヘバーデン】(外反カサハラ結節)はほとんど知られていないのが現状です。
ヘバーデン結節の特徴
- 関節が固まっていて動かない(強直性変形)。
足指を強く押したり曲げたりすると、跳ね返り(弾発性の抵抗)がある。 - 変形が進行中は痛みがあり、だましだまししていると4~6か月位で、急に固まったり曲がってしまうという経過をたどる。
- 親指の爪が外方向にねじれ(母趾回内変形)、固まったり曲がってしまうのが最も分かり易い特徴
- 親指の付け根、母趾球部の骨が厚く高くなっている。
- 足裏の指の付け根や指の背(爪側)にもタコができている。
この足ヘバーデンはあまりに多いので、国民病と言っても過言ではないと思っています。
通常「ヘバーデン」とは手の指の事を指しますが、足に起こる場合や、手と足の療法同時に起こる場合があります。足に発症した症例は、まだ発表や報告がなされていないので、私はこれを「足ヘバーデン(カサハラ外反結節)」と名付けているのです。
【症例】足ヘバーデンによる「ひどい外反母趾」
60代 女性
【足へバーデンとひどい外反母趾(親指の爪が外方向へねじれている)】
腰痛・ひどい肩こり
60代 女性
【足へバーデンとひどい外反母趾(親指の爪が外方向へねじれている)】
第2指付け根の痛み・タコ・腰痛
60代 女性
【足へバーデンとひどい外反母趾(親指の爪が外方向へねじれている)】
第2指付け根の骨折・ひどい首こり
60代 女性
【足へバーデンとひどい外反母趾(親指の爪が外方向へねじれている)】
第2指付け根の骨折・ひどい首こり
50代 男性
【足へバーデンと外反母趾(親指の爪が外方向へねじれている)】
ひどい腰痛・自律神経失調状態
60代 女性
【足へバーデンとひどい外反母趾(親指の爪が外方向へねじれている)】
ひざ痛・むくみ・冷え・ひどい肩こり
【症例】手のヘバーデン
『ヘバーデンの初期状態』手指の第1関節が腫れたり、変形しています。60代 女性【手のへバーデン】
外反母趾の痛み・ひざ痛・首こり・不眠
70代 女性【手のへバーデン】
ひざ痛・腰痛・頚椎ヘルニア
『ヘバーデンが進行した状態』さらに手指の第1関節に変形や、炎症が起こります。
60代 女性【手のへバーデン】
ひざ痛・肩こり・頭痛・めまい
【症例】手と足のヘバーデン
50代 女性【手足のへバーデン】
外反母趾痛・ひざの痛み
70代 女性【手足のへバーデン】
外反母趾痛・ひざの痛み・腰の痛み・肩こり ・首こり
60代 女性【手足のへバーデン】
外反母趾痛・へバーデンによる変形性ひざ関節症・肩こり・首こり・不眠・うつ状態
4.浮き指の改善法!
4-1.健康や治療・美容は人間の土台、足裏のバランスから
人間は重力とのバランスを効率的に保つことを最優先しているのです。(それは近代兵器も太刀打ちできないほど精巧に造られているのです)- そして重力とのバランスが効率的に保たれている人に健康と美が生まれ、運動能力や知能の発達と共に、進化が促されているのです。(これがいろんな原人から生き残り、繁栄した現代人なのです)
- 逆に重力とのバランスが崩れている人に、原因のはっきりしない痛みや体の不調となる自律神経失調状態やうつ状態、病気、美的損失が発生し、運動能力の低下と共に退化が促されているのです。(ここに痛みや不調、病気の根本原因が隠れていたのです)
- その重力とのバランスを一番多くコントロールしている所が足であり「足裏のバランス」なのです。
- だから健康や治療、美容、予防医学は人間の土台となる「足裏のバランスから」施術にいかなければならないのです。
- このことを一言で表すと「美を追求すると健康にたどり着き、健康を徹底的に追求すると足裏のバランスにたどり着く」ということです。
- 「足裏のバランス」とは何かというと、それは重力とのバランスのことなのです。重力とのバランスとは(1)安定機能 (2)免震機能 (3)運動機能の3つのことなのです。要約すると「浮き指」や「外反母趾」を改善し、足裏から全身を重力とのバランスで整えるということなのです。「浮き指」や「外反母趾」を改善する保存的療法は (1)テーピング (2)サポーター (3)3本指タイプのテーピング靴下 (4)グーパーリハビリ運動 (5)靴や免震インソールで足裏のバランスを整えることなのです。
4-2.宇宙飛行士の言葉から重力とのバランスを追求
宇宙飛行士の共通の言葉
宇宙から青い地球を見て感動した。しかし、もっと感動したことがある。それは地球に戻ってきた時感じた重力の威力、そのすごさに感動したと言っています。地球は重力によって成り立っている、その中に住む人間も重力によって生かされているのです。その重力とのバランスを最も多くコントロールしているところが足だったのです。今その足に「外反母趾」や「浮き指」「扁平足」が激増し、足裏の不安定と共に退化が始まっているのです。4-3.足裏から体の歪みを正し、痛みや不調を治し、そして予防する時代が来た!
人間は重力とのバランスを効率的に保つことを最優先し、その重力とのバランスを一番多くコントロールしている所が「足裏」である以上、原因のはっきりしない痛みや体の不調を、人間の土台となる足裏から判断(診断)したり施術(治療)していくという考え方が必要不可欠な時代へとなってきたのです。それをもっと分かり易く説明すると次のようになります。- 家が傾いたら誰でも土台から整えていくという考えが自然と起こるように、人間も土台となる足裏から全身のバランスを整えていくという考えが必要です。
- 積み木の原理で説明すると、積み木の一段目が傾くと、その上は崩れないように反対側に傾き、またその上も反対側に傾かせ、バランスを保とうとします。これと同じことが人間にも起こっているのですが、まだ正確に気付いて施術を行なっている人は少ないのです。逆に積み木の一段目を正しく安定させておくと、細く高く積むことが出来ます。人間の場合は、足裏のバランスを整えると、歩行における揺さぶり運動で自然とズレや歪みが改善されてくるのです。
- もう少し分かり易く説明すると、人間の体においては「浮き指」や「外反母趾」があると重心がかかとへ片寄り、その左右差が伴うので、足裏が不安定になってしまいます。その足裏の不安定を本能的に補う為、膝や股関節、骨盤、腰、背骨(側弯)、首にズレや歪みが起こり、そのズレや歪みの大きい所(弱い所)にかかとからの「過剰な衝撃波やねじれ波」という介達外力が伝わり、日常生活や仕事、スポーツの中で反復された結果、負傷の瞬間を特定できない痛みや変形、微細な疲労骨折が起きたり、様々な体の不調、病気が起こっているのです。逆に人間の土台となる足裏のバランスを整えておくと、修復本能(自然治癒力、自己治癒力)により、体のバランスが整うと共に痛みや不調が著しく改善してくるのです。今現在ただこの事実に気付いていないだけなのです。「足」とこれらの「痛みや不調、病気」と関連づけられないでいるだけなのです。
4-4.整体・カイロ・全ての療法に必要不可欠
今まで足は足だけ(フットケア、リフレ、足つぼ)、体は体だけ(整体、カイロ、マッサージ)、あるいは痛みや不調を訴える部分的にと分かれていたが、足と体は一体で施術(治療)していかなければなりません。その証拠として「どんなにすばらしい整体、カイロを施しても1日で戻ってしまう」ということに施術者も患者さんも知り始めました。整体、カイロ、ストレッチ、ヨガ、体操などを行った後に、足裏のバランスを整えておくと、その効果が数倍長持ちします。その繰り返しにより更に効果が持続し、最終的にはズレや歪みが起こらなくなります。これが今後の施術や予防に必要不可欠なのです。上部だけのバランス調整には限界があるのです。簡単に説明すると、人間の土台となる「足裏から全身を重力とのバランスで整える」ということなのです。足裏から全身を重力とのバランスで整えるとは「耐震構造設計ミスの体」から「耐震構造設計合格への体」へと戻してやる施術のことなのです。耐震構造設計とは(1)安定機能 (2)免震機能 (3)運動機能を施すことなのです。
4-5.足裏から全身のバランスを整えるフットケア整体
足裏のバランスを整え、足裏から全身を重力とのバランスで整えるという施術法(カサハラ式フットケア整体)は世界でも初めて行われている施術法です。全国及び海外からも通院している患者さんが多くいます。施術法を簡単に説明すると、まず当院(カサハラフットケア整体)ではカウンセリング(問診)で、お一人お一人に対し、それぞれの不調の本当の原因を知って頂き、それに適した根本療法を行ってまいります。
カウンセリング(問診)後、専用低周波電気療法を「足裏」と「首すじ」に、ホットパック(温熱療法)を尾骨・アキレス腱に行います(症状により多少異なります)。
- ・一つ目は「浮き指」などの足裏の異常は、不安定な歩き方となり足裏の筋肉も疲労して緊張状態にあるので、足裏の筋緊張緩和や血行促進の為に行います。
- ・二つ目は足裏を刺激することにより足指を使って踏ん張るという本能を身に付ける為に行います(足底反射)。
- ・三つ目は足裏から全身の筋緊張を緩めることにより自律神経が安定して機能するからです。
「浮き指」などの足裏の異常があると必ずその不安定を上部のどこかで補わないとバランスがとれません。その足裏の不安定を最も補いやすいのが脊椎(背骨)の最上部の頚椎すなわち首すじとなります。土台(足裏)の不安定は一番上(頚椎)をズラしたほうが一番効率的にバランスがとれるのです。ですからその一番疲労し易い首すじにも当てていくわけです。首すじへの刺激は、脳への血行促進を図り一層リラックスさせます。
身体の歪みというのは、どんなに一生懸命上(上半身)だけを整体で整えても、すぐに元に戻ってしまいます。身体の土台となる足裏のバランスを同時に整えることで自然と正しい歩行が促され、身体が安定し、その安定が持続できるため再び歪むのを防ぐことができるのです。
また、日々ご自身でも続けて頂くことが大切ですので、自分でできる改善法を合わせてご指導しております。遠方の方でなかなか通うことができなくても、一度いらして頂くことで根本原因と適切な方法が分かれば、ご自分で取り組むことができるのです。浮き指・外反母趾・扁平足・巻き爪・タコなどの足裏のトラブルは、早めの対策が重要です。なぜなら、これらの足裏のトラブルは、足だけの問題にとどまらず、必ず1対1の割合で「ひざ」「腰」「首」の慢性的な痛みや自律神経失調など様々な体の不調を及ぼし、それが最も体に害となるからです。
カサハラフットケア整体院のご案内
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
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